営業のプロってどんな事を言うのか?考えてみた

営業知識・マインド
スポンサーリンク

営業ってそもそも何?

すっかり5月からブログの更新が止まっていました。
しかも、49記事で。
ついに50記事目を書くわけですが、そもそも論から入って見たいと思います。

そもそも営業ってなんでしょう?
単純そうで複雑です。
人によって捉え方が違うとは思います。

辞書的には
「営利を目的として事業をいとなむこと。商業上の事業。」

となっています。
雇用主から見る営業とは
「企業が利益を得ることを目的として、業績を向上させるために行う活動。」

業績が向上するための活動とは何でしょうか
「得意先を回り、商品の紹介や売り込みを行う活動」「新規の得意先を開拓すること」

それでは営業職に求められるスキルとは
・コミュニケーション力
・ヒアリング力
・課題発見能力
・ロジカルシンキング力
・トラブル対応力
・ストレス耐性能力
・先見性

こういった感じでしょうか。
一つの言葉や、仕事を、「どうするの?」「なぜするの?」「いつするの?」など、突き詰めて考えていくと腑に落ちて仕事に向かえるようになるのではないかと思います。

このあたりまでは、一般的に「営業ってどんな仕事?」という会話で整っていく内容ではないかと思います。
ただ、ここに「プロ」という言葉がついた時に、どのような要素が必要になると思いますか?

・いままで書かれたことを責任を持ってこなしていく人。
・収益をもたらす人。
・自律的に数字を組み立てていける人。
・競争に負けない人。

などなどあると思います。
皆さんはどう考えますか?
営業とは

営業のプロってどんな人


それでは、営業の「プロ」ってどんなことでしょうか?

私の感覚で言う『営業のプロ』は

個人事業主としてやっていける能力と売上を獲得・管理できる人

だと思っています。

なぜ個人事業主としてやっていける能力が必要なのか?
そう考えてしまうのが終身雇用制度下の日本的な思考ではないかと思います。

終身雇用制度が日本独特のものであり、日本であっても制度崩壊に向かっていると思うのですが、それを拠り所とする人があまりに多いことに不安を感じます。

海外の営業職は、個人事業主が多かったり、能力を買われてヘッドハンティングの対象となっていく職種です。
個人事業主でなくとも、ヘッドハントされるような人は、自分や家族のプラスになるかを判断しながら職場を変えていくものだと思います。
そういった意味で、営業のプロはどの会社でも独立して会社の中身を考え、組み立て、導ける人であるべきだと考えています。
ヘッドハントされて、会社に「さぁどうやればよいでしょうか?」なんて言っていたら、あっという間に居場所を失ってしまうのではないでしょうか。

技術や資格を持っているわけではないことが多い以上、より一層、個人のスキルや考え方が大きくクローズアップされるのが営業です。
さらにプロとして請われて会社に加わる人は、社長の片腕となれるようであってほしいと思っています。

もちろん、若手の営業の場合はそこまで求められません。
それは年齢を考慮して成長の伸びしろを含めた雇用になるからです。
営業のプロとしてのスタンスが特に期待されるのは40代以降と考えて記載していきます。
(もちろん若くてもすごい人がいるのは理解しています。仮設定としてご理解ください)

さらに「売上を獲得・管理できる人」と言う言葉もつけています。
これは、販売管理、書類整理、回収管理など、個人事業主としてやっていくのなら絶対に必要なスキルだと思います。
よくベテランの営業で、現場は得意だが、事務処理は全然できない人がいます。
営業は、会社の和を整え、社内の空気を良くする人であってほしいと思います。
そうすると、事務処理で経理や総務に迷惑をかけていくことは、社内の対立につながり、結果、満足な営業活動ができなくなり、成績を落としていくことに繋がります。

資格まではいらなくとも、簿記3級程度の経理知識や、Word、Excel、PowerPointくらいは人に教えられるくらいであるべきだと思います。

そのためには、日々たゆまぬ学びが必要です。
最近は、インスタなどでも、Officeのソフトを教えるアカウントがたくさんありますし、簿記のアカウントもあります。
それらをフォローし、気になることや便利だなと思うテクニックがあれば、適宜保存し、すぐに会社で試していくことをおすすめします。
それだけでも、できることは大きく変わってきますよ。
組織の和

人に伝えていくということ

最近、すごく思うことなのですが、営業のプロと言われている人たちは、なんらかの書籍やブログ、メルマガなどでノウハウを残し、後進を育てようとしているように感じます。

営業の感覚は、本当に感覚でしかなく、言語化しづらいものが多いです。
ただ、それをしっかり考えて、言語化し、多くの若い方に伝えていくことができる人が、今後より一層求められる「本当の営業のプロ」なんだろうと思っています。

そもそも、民間企業があるのは、売上を上げて納税を行い、その税が社会で活用されることでよりよい社会につながっていくためだと考えています。
(フランスに女性局で観光したり、海外でいい顔したくてばらまいたりするためのものではありません)

そういった俯瞰して、社会を良くしていくという視点を持っている人なら、ノウハウや人脈を抱え込まずに、次の世代に伝えていくことを選んでいくのではないかと思います。
私自身、自分ができることをどう伝えていくのか?
それを実現するためにこのブログを書き始めました。
最近は4月の転職から、かなりの激流に揉まれていたため、情報の更新ができていませんでしたが、なんとか時間を見つけて更新をしていきたいと思っています。
(少し趣味や、アフィリエイトネタに走ってしまうことも人間らしいとご容赦いただければと思います)

今は、コロナ禍を経て、仕事の仕方や人の思考も大きく変化をしてきました。
そういった中でも、営業のプロとして活躍していくためには、変化に対応できるよう日々学び、多くの人と付き合い、仮説と検証を繰り返してズレを調整していくことが肝心です。

よく偉い人ほど穏やかで、人が集まる徳を持っていると言われます。
難しい顔をして若手を寄せ付けずに、難しい話をする人がすごい営業ではありません。
性別、年齢、国籍を問わず、色々な人と会話ができて、謙虚に吸収していける人が生き残ると思います。
ガラパゴス化という言葉もかなり前から聞きますが、今の時代、より一層変化に対応できるガラパゴスを飛び出す人材になり、そんな人材を育てる人になってもらいたいと思います。
後進の育成

コメント

タイトルとURLをコピーしました