【組紐の魅力を体験】二重巻きが「君の名は」で人気

組台 トレンド
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組紐の魅力

組紐は日本の伝統工芸品です。
三重県伊賀地方などを中心に生産されています。
主に細い絹糸、または綿糸を組み上げて作ります。

日本の伝統工芸品は、日本人ばかりではなく、海外の人たちからも人気があります。
組紐も例に漏れず、お祭り神社巡りの中で、見栄えに鮮やかで手頃な価格ということもありお土産に選ばれることも多いようです。

特に、映画『君の名は』が上映されて以来、二重巻きの組紐をほしいということで、お店に問い合わせが殺到したようです。
映画の中では、主人公たちがブレスレット髪飾りとして使っていて、物語のキーアイテムにもなっていました。

私も、お祭りで和太鼓を叩いていたので、木札のストラップに組紐を使っていたこともあります。
日本人として、伝統工芸品を自分で作れたら。
そんなこと考えたことありませんか?
私はあります!
木札もオーダーメイドで、祭りメンバーの送別会アイテムにしたり、メンバーの共通アイテムとして使っていました。

今回は、この組紐を作成体験できる場所を探して、ご紹介していければと思っています。

組紐を作れる場所を探して

前述している通り、組紐は三重県の伊賀地方で中心的に作られています。
『君の名は』にも出てきた、組台を使った伝統的な組紐づくりの技法が残っています。

検索をしていくと、由緒正しい伊賀の組紐づくり体験ができる場所として「組匠の里」がでてきました。

こちらの施設は、1階が組紐製品の展示販売エリア少人数用の体験スペース
2階は50名まで対応できる大きな体験スペース資料館になっています。

君の名は組紐

引用:『君の名は』 映画より

組紐体験では要予約で、キーホルダーブレスレットをつくる体験ができます。
料金は1,500円(税込)
所要時間は20~30分程度
『君の名は』の流れでブレスレットを作りたいですね。
ただ、映画とまったく同じデザインは組紐の工法的に作れないのだそうです。
映画の組紐は色が途中で変わっていますが、その形にするためには裏側や房の部分に糸が出てしまう状況になるようです。
また、二重のブレスレットではなく、シングルのブレスレットを作る形になるようです。

伊賀伝統伝承館
伊賀くみひも 組匠の里
〒518-0873 三重県伊賀市上野丸之内116-2
TEL 0595-23-8038
FAX 0595-24-1015
開館 午前9時~午後5時
休館 休日を除く毎週月曜日
入場料 無料
伊賀の組みひも(組紐)販売/教室/体験:三重県組紐協同組合「組匠の里(くみのさと)」
伊賀の組紐(くみひも)商品の販売や、伊賀くみひもセンターでの体験教室・イベントのご案内、伝統的工芸品「伊賀組みひも」の歴史や技法を紹介。

三重県まで行けない方には東京でも体験ができる場所があります。
少し、三重県にくらべると高めですが、ストラップとブレスレットを作れて、当日持帰り可能。
海外の方も歓迎とのことです。
予約ページで事前に申し込みが必要です。
10名以上で出張体験教室も対応いただけるようです。

株式会社道明
場   所:神楽坂ギャラリー
住   所:新宿区神楽坂4-2-4三杉102
会   費:1回4,000円(税込)
開講日:毎週日曜日
時   間:各回2時間
[午前の部] 10:30~12:30
[午後の部] 13:30~15:30
https://kdomyo.com/pages/experience
開講日:応相談
時間: 応相談(通常は各回2時間となります)
費用: 1回4,000円(材料費込み)×人数
       講師派遣料一人につき10,000円
       器材運搬・交通費実費精算
会場:  都内近郊であればお客様のご指定先まで伺います。

関西方面では京都でも体験できる場所がありました。
組紐の資料展示館も併設されていて、人間国宝の作品なども見ることができるようです。
組台もオンラインショッピングで売っているので、ご自宅で組紐づくりに勤しむのもよいですね。

安達くみひも館
〒602-8012 京都市上京区出水通烏丸西入中出水町392
TEL:075-432-4113 FAX:075-432-0077
開館時間 AM9:00~PM4:00 休館日 不定休・年末年始
ストラップ、ブレスレット、キーホルダーとも2,200円(税込)
これ以外にも、作れるもののバリエーションが豊富です。
ホームページからご確認ください。
くみひも体験教室|京都のくみひも体験教室・組紐販売の安達くみひも館
京都のくみひも体験教室・組紐販売の安達くみひも館

伝統や歴史に触れる

『君の名は』からの流れであっても、日本人として日本の伝統工芸に興味を持つのはとても良いことだと思います。

さらに、体験型のスキームがありますので、ぜひ一度つくりに行ってみたいですね。
海外の友人が来た際には、ぜひ連れていきたいなと思います。

また、真田紐という歴史好きにはたまらないものもあります。
組紐とは少し特性が違い、平織り、袋折りの平らな紐で強度が高いものです。
関ケ原で敗れた真田昌幸が九度山の庵で作って収入にしていたのを『真田丸』で登場していました。

伝統的な紐製品として、派生して興味がつながっていきますね。
真田紐

 

 

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