【どんな経緯でできた?】『翔んで埼玉』を分析

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『翔んで埼玉』の作者は

私が今住んでいるのは埼玉県。
強烈な埼玉ディス映画、『翔んで埼玉』誰の原作?
いったい、どんな経緯でこの作品ができた?

映画がぶっ飛びすぎて、勢いで楽しんでしまえますが、バックボーンを紐解いて行きたいと思います。
どんな経緯でこの映画ができたのか。
そんな質問に答えが出せればと思います。

まず、原作者は魔夜峰央さんです。

すごい濃いめのお名前ですがいったい誰?
私もそう思いました。
調べてみたら、『パタリロ』の作者。
あ、それじゃ、あの画調でかかれてるのね・・。

ものすごいイメージが湧いてしまいました。(笑)


細かいデータを調べていきます。

生年月日    1953年3月4日
出身地     新潟県新潟市
本名      山田 峰央
代表作     『パタリロ』

あれ、埼玉出身ではないの?
みなさんもそう思いましたよね。

そうです、新潟なんです。
では、なぜ埼玉を題材にした作品ができたのでしょうか?

埼玉題材の作品は何故できた?

『パタリロ』を連載する中で、掲載誌『花とゆめ』の編集長のススメで、新潟から出てくることになったそうです。
その転居先が、東京ではなく、埼玉だった!
具体的には所沢市
しかも、その近所に編集長と、編集部長が住んでいて、締切の催促や連載打ち切りのリスクを近場に抱える生活になってしまったのだそうです。
その憂さ晴らしに執筆した作品が『翔んで埼玉』だったのだそうです!

それで、あのディスりと勢いなんですね。

しかも、3話まで執筆して我慢の限界になり、横浜に転居してしまったんだそうです。
そこまで埼玉が嫌だったとは・・。

ただ、流石にその後も連載をしていたのですが、「埼玉に対する悪意のある作品になってしまう」として、漫画連載を中止。
未完の漫画作品となっているそうです。

ほかにもディスりまくられた県は

埼玉以外にも、他の県も結構なディスられ方をしていますが、何か理由があったのでしょうか?

茨城県  「日本の僻地」と表現  作者の奥様の出身だそうです。
新潟県  「影の総理出身地(本当は東京だったが)」 比較的優遇されていますね、作者の出身地だからですかね。
群馬県  「この先危険」と国土交通省が看板設置。  映画で追加された要素のようです。
栃木県  ほとんど触れられていない。それも悲しいですね。 でも撮影に大谷資料館が使われたそうです。
千葉県  東京と名前がつく施設が多いことをいじられてます。 ここも映画での追加だそうです。監督が千葉市出身で、埼玉のライバルは千葉という思いで採用したようです。

なかなか、東京以外はどこもすごい扱いです。
でも、地方の人からみたら、東京以外はどこも同じなのかもしれませんね。

映画製作スタッフはどんな人?

それでは、原作にない要素も盛り込んだ映画のスタッフってどんなメンバーなのでしょうか?

監督:武内英樹 千葉市出身。元フジテレビドラマ制作センター所属。
代表作 『電車男』『のだめカンタービレ』『テルマエ・ロマエ』『今夜ロマンス劇場で』
脚本:徳永友一 神奈川県出身。獨協大学法律学科卒。人材サービスのインテリジェンスに7年勤務。
2005年に『同棲倶楽部』でフジテレビヤングシナリオ大賞最終選考作品に選出。
代表作 『電車男』6話、『ホームレス中学生』『海月姫』『ライアー✕ライアー』
製作:若松央樹 福島県南相馬市出身。フジテレビドラマ制作センター所属のドラマプロデューサー。
代表作 『電車男』『のだめカンタービレ』『失恋ショコラティエ』
古郡真也 東京都出身。映画/TVプロディーサー。
代表作 『コンフィデンスマンJP』『本能寺ホテル』『ミックス』『信長協奏曲』

なるほど、『電車男』『のだめカンタービレ』関連のチームですかね。
なかなかの有名作品に関わっていた方々ばかりですね。
映画撮影のカメラ

出演者は埼玉出身はどれくらいいる?

では、出演者は埼玉に縁のある方が多いのか?
ダブル主演の二人は、どちらも沖縄ですね・・。

こんな状況でした。

二階堂ふみ  沖縄
GACKT     沖縄
伊勢谷友介  東京
中尾彬    千葉
京本政樹   大阪
武田久美子  東京
加藤諒    静岡
間宮祥太朗  神奈川
竹中直人   神奈川
麻生久美子  千葉
益若つばさ  埼玉県越谷市
島崎遥香   埼玉県鶴ヶ島市
成田凌    埼玉県さいたま市
ブラザートム 埼玉県熊谷市育ち(出身はマウイ島)

案外、埼玉出身者は少ない印象ですね。

原作と実写の違いは

未完の作品ということでしたが、原作と実写はどう違うのでしょうか?

この映画は、大きく「伝説パート」「現代パート」で構成されていますが、「現代パート」が映画オリジナル展開です。
「伝説パート」は原作をベースにつくられているようです。

かなり、オリジナル要素がつよい印象ですね。

この映画は2021年に続編『翔んで埼玉Ⅱ(仮題)』の制作が決定。
2022年公開に向けて制作が始まっていたのですが、主演のGACKTが発声障害で活動を休止。
撮影も一時中断となってしまいました。
その後、2022年5月にGACKTの所属事務所が、徐々に活動を再開と発表
映画の撮影準備が始まったようです!

年内公開は厳しいと思いますが、来年あたりは期待できるのかもしれません。

次はどんな形に仕上がるのか楽しみですね!

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